ビットコイン・キャッシュについて

「ビットコイン・キャッシュ(Bitcoin Cash)」とは、2017年8月1日にビットコインから分岐して誕生した、比較的新しい仮想通貨です。

ビットコインという文字を冠しているものの、分岐してしまったので完全にビットコインとは別物です。

ビットコインのブロック生成の遅さがボトルネックになり、手続きに大変時間がかかってしまうことと、マイニングを効率化するための裏技ASICBoostの使用を巡って技術陣間の意見対立が激しくなり、つい陣営の一部が脱退し、ハードフォークで自分たちが理想と考える別の仮想通貨を作ったというわけです。

ビットコイン(BTC)のブロックチェーンにおいては、ブロックサイズが1メガバイトですが、ビットコイン・キャッシュでは最大8メガバイトに拡張されています。

ビットコインのブロックが478558に達した、ここからハードフォークが予定通り実行され、ビットコイン・キャッシュが分岐して誕生しました。

この時点で、ハードフォーク前にビットコインをウォレットに持っていた人には、同じ量のビットコインキャッシュが自動的に与えられました。

筆者も自分の保有していたビットコインと同じ量のビットコイン・キャッシュが自動的に付与されました。

ビットコイン・キャッシュはもともとビットコインから分岐したため、それ以前に発売されていた著名な、trezorなどのハードウェア型ウォレットも対応しています。

いまやビットコインの次に価格の高いビットコイン・キャッシュですので、保管には安全性の高い方法を選択することをお勧めします。

このビットコイン・キャッシュの誕生では様々な「新発見」が確認されました。8月にビットコインからハードフォークして、価格が付いているのなら、その分の価格が分岐されたビットコイン側から減るはずでした。

ところが実際は、ビットコイン価格はハードフォーク後も価格が下がらず、更に高値に向かって伸びています。

つまり、ビットコイン側からみれば、不満分子が出て言ったので好材料!ということになり、一方でビットコイン・キャッシュ側からすると、新技術でこっちの方が有望だ!と買いムードになり、両方にプラスに働いた形で、win-winでした。このように「分離したにもかかわらず価値が食われなかった」というのは、投資家を驚かせました。

2017年12月現在、本家ビットコインの高騰によりその他の仮想通貨の相場は下落しており、ビットコインキャッシュも同様に安値ですが、それでも暴落しないのは一定のユーザの買い支えがあり、期待されていると考えて良いと思います。