まず安全性を第一に選びたい仮想通貨取引所

取引所の安全性
仮想通貨の個人間取引は、仮想通貨取引所で行われます。取引価格などについて取引所が関与することはなく、購入者、売却者が適切に取り引きできる場所を提供し、取引が無事に成立をすれば手数料を取引所に支払うという仕組みです。

海外にある多数の仮想通貨取引所ですが、選ぶ際には何よりも安全性を考え、セキュリティ体制がしっかりと整っているところを利用することが大切です。

形のない仮想通貨だからこそ、取り引きの際には慎重に慎重を重ねても足りないほどですので、扱いには厳重な管理が必要になってきます。

万が一セキュリティ体制が甘い取引所を利用してしまった場合、振り込んだお金や保管されている仮想通貨が盗まれる可能性が高くなりますから気をつけなければなりません。

実際、ハッキングによって仮想通貨が取引所から盗まれてしまった事例は数多くありますし、取引所が倒産してしまう原因にもなっています。

基本的に、仮想通貨取引所では取引の際に何かトラブルが起こったとしても自己責任で扱うというスタンスです。

大事な資産をしっかりと守るため、どの取引所でも2段階認証が推奨されていますが、それにプラスして取引所が独自に行っているセキュリティ対策で強化しているところを利用をしましょう。

2段階認証はスマートフォンアプリで簡単に設定ができますし、不正ログインを未然に防ぐのにも効果的な方法になります。

ただ、端末を失くしてしまったり故障してしまった場合、取引所に連絡をして認証解除の依頼をしても、数日の営業日以内に返信をしてもらえる国内取引所と比較して、海外取引所は数日から数ヶ月かかるケースが珍しくありません。万が一の時のために、複数端末に対応させておくといいでしょう。

また、送金、出金時に承認してもいいかメール認証が必要となる仕様の取引所も安心です。

届いたメールに記載されているリンクをクリックしなければやり取りができないため、より安全な取り引きが可能となります。

海外取引所は国内取引所では取り扱わない仮想通貨を手に入れられることができて便利であり、最大のメリットですが、日本国内の取引所よりも対応が遅いところが多く、トラブルが発生しても早急な対応は期待できないという点が否めません。

だからこそ、万全なセキュリティー体制が整っており、スムーズな利用ができる取引所を選択しておくことがより大切です。

実際に利用したことがあるかたのレビューなどを参考に、安全性の高い、しっかりとした対策が立てられている海外取引所を探してください。

注目の仮想通貨!初めて知った方へ向けた仮想通貨の人気トップ種類紹介

人気の仮想通貨
実は現在すでに仮想通貨は1000種類以上あって、すべて紹介することはできません。仮想通貨の人気は広がるばかりで、それに付随してどんどん新しい仮想通貨ができています。

1000種類の仮想通貨の紹介はできませんが、その代わりに初心者でも扱いやすい人気の仮想通貨の種類をご紹介します。仮想通貨をこれから使いたい人必見です。

ビットコイン

誰もが知っている有名な仮想通貨といえば、このビットコインでしょう。ビットコインは様々なトラブルが起こり、有名になりました。

しかしトラブルが起こった今も尚、ビットコインは仮想通貨の中でも頭一つ飛び抜けて人気NO1なのです。何しろ世界で初めて作られた仮想通貨がビットコインですからね。むしろトラブルからメディアに取り上げられたことで、より有名になってどんどん価値が高騰しています。

今は相場が低下するどころか相場が急騰しており、非常に人気が高いです。多くの人が利用しているという安心感から人気が高い仮想通貨です。

イーサリアム

ビットコインと比べるとまだまだ発展途上というところですが、イーサリアムもまた人気が上昇して価値が高まっている仮想通貨です。

ビットコインよりもいいイメージがあることやビットコインよりもマイニング(採掘)しやすいという理由からイーサリアムは人気が高いのです。

イーサリアムは通貨としての価値があるだけではなく、不正や改ざんを防ぐためのスマートコントラクトという安全性の高い方法で仮想通貨を管理できるので、将来も安心して使えるメリットがあります。

スマートコントラクトを利用することによって、契約内容もしっかり保存でき、将来性が高いのがイーサリアムなのです。安全に運用したい場合はイーサリアムを選びましょう。

リップル

こちらのリップルという仮想通貨も人気が沸騰してきています。ビットコインやイーサリアムには届かないものの、注目されていますね。

リップルはビットコインよりも決算が早く、世界の金融機関がリップルと提携が進んでおり、注目されてきました。

Googleが出資していて、SBIホールディングスと提携し、世界の大手企業がどんどん出資している仮想通貨なのです。このことから将来性を期待されており、人気が高まっています。将来のことを考えると、この仮想通貨に興味を持つ人は多いですね。

仮想通貨はこの3種類がとても人気が高い上位陣です。このため初心者の方にも利用しやすい仮想通貨ではないでしょうか。

初めて仮想通貨を利用する方にはこれらをご紹介しますね。

イーサリアムの分裂の結果何が起きたのか

イーサリアムは、もともと契約情報を分散型台帳で記録するプラットフォームです。そのプラットフォーム上で使用される暗号通貨の正式名称を「イーサ」といいます。

一般的には、「イーサリアム」が仮想通貨の正式名称と思われているケースが多いですが、仮想通貨としての正式名称は「イーサ」なのです。

通貨名イーサが分裂したきっかけは、ハッキング事件の発生でした。2016年に「ダオ」という自律分散型投資ファンドが設立されました。イーサリアムというプラットフォームを利用したファンドです。

ダオは、クラウドファンディングの仕組みを用いて小口の出資者を広く募って資金調達を行い、未公開のベンチャー企業の成長に投資するベンチャーキャピタルでした。そして資金としてイーサを用いたのです。

ダオは、イーサリアムというプラットフォーム上で稼働しているベンチャーキャピタルですので、ダオに出資するためには、ダオトークン(代用通貨)を入手する必要がありました。

そして、ダオトークン(代用通貨)を入手するためにはイーサリアム(通貨名イーサ)を買う必要があり、「1イーサ=100ダオ」と交換レートが設定されました。

ダオが資金調達を行うことを発表した直後から話題を集め、アメリカドル換算で50万ドルの募集を行ったところ、1.6億ドルの出資金が集まりました。この影響もあり、イーサリアム(通貨名イーサ)の価格も大幅に上昇したのです。

ところが2016年6月、ダオがハッキングされてしまい、総額で3600万イーサが消失してしまいました。

日本円に換算すると約150億円の資金調達に成功した直後、半額の約75億円をハッカーに奪われてしまったのです。もちろん、この事件はすぐに公表され、イーサリアム(通貨名イーサ)の価格も暴落しました。

日本円で約75億円を消失したというこの事件は、プラットフォームとしてのイーサリアムにも問題があったのではないかと指摘が各方面からなされた結果、イーサリアムの運営元は「出資を募った行為を無効とする」という決定を下しました。

この結果、イーサリアム(通貨名イーサ)ではハードフォークが発生しました。ビットコインやイーサなどの暗号通貨では、ブロックチェーンによって取引履歴がひと続きになっていることが最大の特徴であり、このため仮想通貨を改ざんすることができず、信用力の高さにつながっていました。

ところが「取引がなかったことにする」という決定が下された結果、本来枝分かれしないはずのブロックチェーンが枝分かれしてしまい、ある時刻を境に、後から書き換えられたブロックチェーンにつながるイーサリアム(通貨名イーサ)と、書き換えられる前のブロックチェーンにつながるイーサリアムクラシックという2つのイーサが同時に存在することになったのです。

当初はイーサリアムクラシックに対しては誰もブロックをしないと観測があったため、イーサリアム(通貨名イーサ)と比較すると、イーサリアムクラシックは無価値同然でした。

ところが、あるとき世界最大の仮想通貨取引所がイーサリアムクラシックを扱い始めた結果、価格が上昇していったのです。

現在では、複数の取引所がイーサリアムクラシックも扱っているため、投資家もウォレットを用意してマイニングに取り組んだり、ウォレットにお金を入金してイーサリアムクラシックへの投資も活発に行っています。

2017年12月上旬の時点では、イーサリアムクラシックの価格は3,000円台となっており、わずか1年程度で無価値の状況から3,000倍の値上がりとなっています。

チャートを見ても急上昇ぶりを確認することができます。

ビットコイン・キャッシュについて

「ビットコイン・キャッシュ(Bitcoin Cash)」とは、2017年8月1日にビットコインから分岐して誕生した、比較的新しい仮想通貨です。

ビットコインという文字を冠しているものの、分岐してしまったので完全にビットコインとは別物です。

ビットコインのブロック生成の遅さがボトルネックになり、手続きに大変時間がかかってしまうことと、マイニングを効率化するための裏技ASICBoostの使用を巡って技術陣間の意見対立が激しくなり、つい陣営の一部が脱退し、ハードフォークで自分たちが理想と考える別の仮想通貨を作ったというわけです。

ビットコイン(BTC)のブロックチェーンにおいては、ブロックサイズが1メガバイトですが、ビットコイン・キャッシュでは最大8メガバイトに拡張されています。

ビットコインのブロックが478558に達した、ここからハードフォークが予定通り実行され、ビットコイン・キャッシュが分岐して誕生しました。

この時点で、ハードフォーク前にビットコインをウォレットに持っていた人には、同じ量のビットコインキャッシュが自動的に与えられました。

筆者も自分の保有していたビットコインと同じ量のビットコイン・キャッシュが自動的に付与されました。

ビットコイン・キャッシュはもともとビットコインから分岐したため、それ以前に発売されていた著名な、trezorなどのハードウェア型ウォレットも対応しています。

いまやビットコインの次に価格の高いビットコイン・キャッシュですので、保管には安全性の高い方法を選択することをお勧めします。

このビットコイン・キャッシュの誕生では様々な「新発見」が確認されました。8月にビットコインからハードフォークして、価格が付いているのなら、その分の価格が分岐されたビットコイン側から減るはずでした。

ところが実際は、ビットコイン価格はハードフォーク後も価格が下がらず、更に高値に向かって伸びています。

つまり、ビットコイン側からみれば、不満分子が出て言ったので好材料!ということになり、一方でビットコイン・キャッシュ側からすると、新技術でこっちの方が有望だ!と買いムードになり、両方にプラスに働いた形で、win-winでした。このように「分離したにもかかわらず価値が食われなかった」というのは、投資家を驚かせました。

2017年12月現在、本家ビットコインの高騰によりその他の仮想通貨の相場は下落しており、ビットコインキャッシュも同様に安値ですが、それでも暴落しないのは一定のユーザの買い支えがあり、期待されていると考えて良いと思います。